奈良県生駒市にある整体院  肩こり・腰痛・O脚矯正・産後ケア・骨盤矯正・自律神経失調などでお悩みの方

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 第二の心臓

 健康にとって大事なふくらはぎ

私達は寝ている以外の時間は、ほとんど頭を上に足を下にして生活を営んでいます。この状態では、重力の影響により、血液やリンパ液は下の方(足)に溜まり易くなります。下の方ばかりに溜まってしまっては大変なことになるのでその調整、つまり身体の下の方(足の方)に溜まった血液などを上に上げる働きが必要となりますが、その役目に大いに貢献しているのが「ふくらはぎ」です。

ふくらはぎの筋肉運動により血液やリンパ液は上に押し戻され、心臓に帰っていきます。この働きが私達の健康にとって重要な働きをしています。二足歩行(直立歩行)を始めた人類が手に入れた大切な部位なのです。他の動物を見るとよく分かります。

人と動物のふくらはぎ

人間のようなふくらはぎを持っている動物はいないと思います。例えば四足歩行の動物(馬・牛・犬・ネコなど)は人間のふくらはぎにあたる部位は皆、骨ばっていて筋肉が少なく膨らんでいません。二足歩行で生活している人間はそれだけ下の方に血液などが集まりやすく鬱血しやすいのです。だからそれを押し戻す役目にあたるのがふくらはぎで第二の心臓とも言われる所以です。

 ふくらはぎは血液循環の要

人の健康や免疫は血液の循環と大きく関わっています。そして、この血液循環に大きく関わっている筋肉器官がふくらはぎです。ふくらはぎは毎日毎日、立ったり座ったり歩いたりする動作をを支える筋肉として役割を果たしていると同時に、下に溜まった血液を上にその都度運んでいます。だからすごく疲れる器官なのです。このふくらはぎがしなやかで適度に弾力があり、その筋収縮と弛緩がうまく働くふくらはぎほど、下に溜まった大量の血液を上へと運ぶ能力があります。   

心臓が送り出してふくらはぎが送り返す

ふくらはぎは硬すぎても柔らかすぎてもダメ

しかし、長時間の立ち仕事やオーバーワークによって使い過ぎたふくらはぎは硬く弾力がなくなります。反対に長時間のデスクワークや運動不足などでふくらはぎの筋肉が落ちてきてしまうと「ふにゃふにゃ」になり、適度な弾力がなくなります。この場合も、血液やリンパ液を戻す力が衰えてしまうのです。 静脈へのポンプ作用が十分に働かなくなり、血液やリンパの滞留がおこります。

これがむくみになっていきます。むくみや滞留が長く続くと下肢静脈瘤などの障害もおきやすくなるので注意が必要です。 そして、何よりもふくらはぎの健康は全身の健康といっても過言ではありません。ふくらはぎを整えたら、肩の凝りや頭痛や腰痛もマシになった方は大勢いらっしゃいます。 

 

まずは硬くなったところをゆるめましょう

多くの方はふくらはぎに張りや硬さを感じています。 お風呂や寝る前などに硬くなったところをゆっくりほぐしてあげましょう。ふくらはぎをゆるめることは全身の血流と関わります。決して足だけの為にしていることではありません。強さの目安は「痛いけれど気持いい」感じです。腰や肩・肩甲骨は自分ではやりにくいものです。しかし、ふくらはぎなら比較的手も届きやすくやりやすいと思います。ふくらはぎを緩めることは自分が思っている以上に、血液循環を促進させます。 

ふくらはぎをゆるめる

お風呂あがりなどに、両足で5分ほど、軽く(痛き気持いい)手のひらで叩くのもいいです。ある検査データでは、ふくらはぎの通常の血液のもどり具合は約5cmほどに対し、叩いてあげるとなんと60cm以上胴体の方へ血液がもどるという結果がでています。すごいですね。あと足首を回したりしてもふくらはぎの筋肉は動きますので、これも効果的です。   

ふくらはぎの血液循環を促す(ふくらはぎマッサージ)

 冷えやだるさにも効果的

デスクワークなどが多く、運動不足で足が浮腫みやすい方はウオーキングや運動によってふくらはぎに筋肉をある程度つけてあげる必要があります。 軽いスクワットなども効果的です。

スクワットでふくらはぎを鍛える

運動後には疲労物質がたまり易いのでケアとしてふくらはぎを軽くマッサージしたり、叩いたり筋肉を緩めてあげましょう。デスクワークの合間に、座りながら足首だけを動かすことも下に溜まった血液を上に上げるのに効果があります。そして、仕事の合間を見つけて「歩き」を取り入れるのもポイントです。例えば少し離れたトイレまでいくとかです。じっと使わないで動かさないでいるのと、少しでもそこの筋肉を使ってあげるのとでは違うからです。

ふくらはぎは、私達二足歩行の人間にとって思った以上の役割を果たしていますし、健康に大きく関わりをもっている部位です。気楽に楽しく「ふくらはぎ」をしなやかにして疲れをとり健康な毎日にしていきましょう。

 
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