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 肩こりについて

  ◆ 肩こりとは・・・

肩こりとは日本人にとってはごく聞きなれた言葉です。
「かぁさん、お肩をたたきましょう♪」と歌まであるぐらいですから昔から多くの人々が感じてきた不快な症状の一つといえます。
そもそも、肩こりという病名はありません。

肩が重い・痛い・だるい・張った感じがするなどの感覚を「肩こり」と呼んでいます。
正しくは、首や肩の周辺腕に症状が及ぶものを総称して頸肩腕症候群(けいけいわん症候群)とよんでいます。  

  ◆ どうして肩がこるの・・・?

 

色々な説がありますが、肩こりは人間の特徴とも言えます。
それは直立二足歩行をする人間の姿勢と重い頭(4〜5kg)を重力に対して、胴体のわりには細い首と肩の筋肉で支えている構造にあります。

  

人間の首・肩の筋肉は何もしていなくても比較的疲れやすい構造に特徴があります。それに付け加えて、現代社会ではパソコン作業・携帯・車の運転や長時間の同じ姿勢など様々なストレスが重なって「肩がこる」条件が多くなることで肩こりを生んでいると言えます。

  

たまに「肩こり」ってわからないという人もいます。
当院にもそういった方がおられます。しかし実際、肩を触ってみるとパンパンに張っているという方がいます。ところが一方で、比較的やわらかいのにひどくコリや痛みを感じる方もいます。人によって感じ方が随分と違うものだと実感しています。

  

2001年度の国民意識調査では女性では自覚する症状の第一位に肩こりが男性では第三位にあげられ、成人で今までに肩のこりを感じたことがあるという人は女性が95%、男性が90%と日本人のほとんど人が経験したことのある症状であることがわかります。

 
   

  ◆ 肩がこるって何が起こっているの・・・?

 

肩こりをつくる原因はたくさんあります。
一般的にこりを感じた時何が起こっているのでしょう?

    

肩こりを感じた時、首や肩の周りの血液の循環が悪くなっているということが言えます。慢性的に肩こりを感じる方では特にそうです。血液循環が悪いと肩周辺の筋肉に酸素と栄養をうまく供給できません。

   

血液循環不良から筋肉が収縮し、溜まった疲労物質を排除することが難しくなります。排除できないとコリや痛みを感じたりします。すると、周辺筋肉は硬くなりそれがまたコリをつくりまた、さらに血行が悪くなるという悪循環のサイクルを生み出し次第に慢性化していきます。

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  ◆ 肩こりに大きく関係する筋肉 

 
● 僧帽筋(そうぼうきん)

首から背中にかけて表面にある筋肉肩こりと深く関わりある筋肉と言われます。
猫背など姿勢が前傾気味の人などは、この僧帽筋を酷使し筋肉疲労起こさせます。

 

上体を起こして同じ姿勢で長時間いる時など重い頭を支えたり、また緊張状態が続くなど肩に力が入る時にこの僧帽筋は酷使され筋肉疲労を起こします。特に、筋肉量が少ない女性の方が疲れやすく、肩こりが女性に多いものわかります。

 
 
● 菱形筋(りょうけいきん)

菱形筋は僧帽筋筋の下にある深部の筋肉(インナーマッスル)です。
肩甲骨の動きと大きく関わっていて、肩こりと深く関わる筋肉の一つです。

 

この菱形筋が凝るとコリをひどく感じる人が多く、
「芯が凝っているような感じ」「肩が挙げにくい」
「背中がガチガチ・・」などの辛い症状を訴えます。

● 肩甲挙筋(けんこうきょきん)

名前の通り肩甲骨を引き挙げる(肩を挙げる・竦める動作)為の筋肉で僧帽筋の下を走るインナーマッスルです。
肩甲骨を引き上げる為に 僧帽筋上部筋の働きを補助します。肩こりがきつく・こりが蓄積された場合、肩甲骨上部から首にかけて重苦しく感じる時があります。時間に追われたり・ストレスをよく感じる・肩に力が入る人は僧帽筋と同じくこの肩甲挙筋の疲労も考えられます。
また、寝違えをした時にも硬くなる筋肉です。

● 斜角筋群(しゃかくきん)

関連痛をおこしやすい深部の筋肉です。特に前斜角筋・中斜角筋の間には胸郭出口というところがありここには神経(腕神経叢)と動脈(鎖骨下動脈)が通っています。ここにコリができ硬くなると血管や神経は圧迫をうけやすくなります。その時にしびれや痛みを感じます。(胸郭出口症候群)

● 頭板状筋(とうばんじょうきん)

後頭部から首の後ろ〜背骨にかけてついている筋肉でインナーマッスルです。
主に上を向いたり、首を後ろに倒す動作の時に使う筋肉です。
うつ伏せで本をよんだりするとこの筋肉を酷使します。
僧帽筋を同様重い頭を支える為に使っている筋肉なので、疲れやすい筋肉といえます。

 

この筋肉が凝ると筋緊張性頭痛を引き起こしたり、脳への血流が充分に行きにくくなるので頭重感が起こったりもします。

 

※ 菱形筋・肩甲挙筋・頭板状筋などは深部筋(インナーマッスル)です。
これらの筋の緊張やコリを取るには、筋肉自体を緩め血行を促進させると共にストレッチなどで縮んだ筋肉を充分に伸ばしてあげることが大切です。

  
 ● 胸鎖乳突筋(きようさにゅうとつきん)

胸鎖乳突筋は首こり・肩こりとに深く関わっている筋肉です。顔を横に向けたりする(振り返る時の姿勢)時に首に筋が現れますがあの筋肉です。
肩・首のこりというと後頭部から肩〜背中にかけてを意識しますが、側頸部(首の横)から 喉側についているこの筋肉も非常に関わっています。

 

胸鎖乳突筋が凝ると首のこりはもちろん、頭痛・頭重感を感じたりひどい人は吐き気や耳鳴りを訴える方もいらっしゃいます。筋緊張性頭痛がひどい人・寝違いをした人などは、この胸鎖乳突筋が硬く張っている人がほとんどと言っても過言ではありません。胸鎖乳突筋は負担がかかりやすい筋肉です。

 

肩こりがひどい人はこの筋肉がはって硬くなっていますので、整体やマッサージなどで柔らかくすることももちろん良いですが、姿勢(特にうつむき加減)に気をつけ首をゆっくり回したり伸ばすストレッチを行う・お風呂にしっかり首までつかり温めるなど日頃からこの筋肉に疲れをためないケアをこころがけましょう。

 
 
人の頭は約5kgの重さがあります。この重い頭を支えるのに負担がかかる場所は首と肩です。この時に正しい姿勢で頭を支えてあげれば、首や肩の負担は大きく軽減します。頭部が10センチ前に出ると、頭から24kgの重量物をぶらさげている状態になります。首がうな垂れる前傾姿勢が長く続くと、かなりの負担が首・肩にかかることがわかります。


    ほっと一息・・
  ◆ 外国の人にも多いの肩こり?

欧米では「肩こり」に対するようなポピュラーな言葉はなく、アメリカでは一般的に「Stiff Neck」(首の硬直)という言葉が使われているようです。
日本で肩こりの時によく利用するマッサージはそもそもフランス語ですがフランスには日本の肩こりのような言葉が見当たらないそうです。

  

欧米人は日本人のように華奢ではなく骨格の発達しているせいもあり、比較的「腰や背中の痛み(back pain)」などはポピュラーですが、肩こりなどを感じにくいなどの説もありました。

 

西洋人が全く肩がこらないという訳ではないと思います。
むしろ近年では欧米でも日本と同じくビジネスマンやOLを中心にPC環境の発達やストレス増で肩こりは増えてきているようです。海外の空港でも日本と同じ様にクイックマッサージ店などをよく見かけますし、その便利性や手軽さから元々欧米で生まれて日本にやって来た形態だそうです。
欧米の方は肩こりに対して、日本人と感じ方や概念が違うように思われます。

  

こんな話があります。
日本在住のフランス人が「日本に来て〔カタコリ〕という言葉を知って初めて肩がこるということを意識するようになった。
カタコリは勤勉な日本人の職業病かもね・・・」と肩における感覚や感じ方は日本人の特徴的なものかもしれません。心的・精神的要素も肩こりには関係が深いと言えそうですね・・・。

    
  
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